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2017/05/31

祝 FMゆーとぴあ「小さな朗読コンサート」300回放送

| by:ts
 FMゆーとぴあ(秋田県湯沢市)と家読推進プロジェクトの共同企画で、毎週月曜日午後12時30分(再放送毎週木曜日午後12時30分)から放送されている「小さな朗読コンサート」は、2017年6月5日放送で300回目を迎える。パーソナリティは羽後町立図書館長原田真裕美さんで、番組で紹介される作品の著者に近況や創作の舞台裏などのインタビューが行われ、原田さんが作品を朗読する構成になっている。

 第1回目の放送は2011年8月1日に「ロッタちゃんとじてんしゃ」(作:アストリッド・リンドグレーン/絵:ヴィークラント/訳:山室静/偕成社刊)の紹介と朗読でスタートした。同年8月22日放送から番組に著者自らの解説も盛り込んでリアルタイムの著者とリスナーの関係をつなごうと作者インタビューを試み、その第1回出演者に児童文学作家の宮川ひろさんが登場されて、ご自身の子ども時代の家族の絆を絵本に託した「文字のない絵本」(ポプラ社刊)の背景について感動的に語られた。
 以後、わが国を代表する絵本作家の特集形式で著者インタビューと原田真裕美さんの朗読が放送され続けている。元アナウンサーの経歴のある原田真裕美さんの朗読は、繊細で情感あふれる感性と研ぎ澄まされた朗読力に、インタビュー出演した作家から、自分の作品がこのように朗読されて大変うれしいと称賛されている。

 朗読の音楽担当は家読テーマソング「こころつないで」の作曲者で、家読推進プロジェクト事務局羽柴よしえさんが、毎週、原田さんが朗読する絵本のイメージ音楽の作曲を担当している。すでに300曲近くのオリジナルイメージ音楽を作り出したことで、これも尋常なことではない。まさにこの二人の女性の並みならぬ才能と努力と忍耐力が300回の放送を重ねてきたことにねぎらいと敬意を表したい。

 地域の地道なメディア活動とはいえ、世界中で唯一の本格的な絵本朗読番組「小さな朗読コンサート」。読書推進賞等の顕彰制度をお持ちの機関は、ぜひこの番組にも関心を向けてもらいたいものである。

 最後に、これまでインタビュー出演され、番組制作に協力されてきた作家の方々にも感謝を表し下記にご紹介したい。(敬称略・出演順)
 宮川ひろ、柳田邦男、あべ弘士、浜田桂子、村上康成、鈴木まもる、星野ヒデ子、いせひでこ、中川ひろたか、山口勇子、新井満、くすのきしげのり、さえぐさひろこ、ひろかわさえこ、あまんきみこ、いわむらかずお、市川宣子、かこさとし、黒井健、ピーター・レイノルズ、森山京子、長谷川義史、宮西達也、間瀬なおたか、内田麟太郎、よしながこうたく、細谷亮太、きむらゆういち、サトシン、角野栄子、野村たかあき、香山美子、真珠まりこ、のぶみ、 の皆さん。
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