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子ども司書推進プロジェクト
 子ども司書推進プロジェクト

組織概要
 本が好きな子どもは読書のリーダーになり、図書館が好きな子どもは友達を呼び込む、というコンセプトに基づいて子ども司書制度が誕生した。子ども司書に認定された子どもたちは、地域の図書館で読み語りのボランティアを行なったり、学校図書館では図書委員として本の整理、分類などを手伝ったりして、読書にかかわる様々な活動をする。こうした子ども司書を養成するために、各地の図書館や自治体は養成講座を企画している。内容は、図書館の仕組みや司書の技、友達や家族に読書の素晴らしさや大切さを伝えるための工夫などである。そして、この養成講座の企画を推進し、認定を受けた子ども司書を活用する団体などを支援するために、「子ども司書推進プロジェクト」が発足した。

趣旨
 最初の子ども司書養成講座が2009年に福島県矢祭町で開講されて以来、子ども司書制度は全国の自治体まで広がっている。しかし、子ども司書制度の「制度」にはかなり自由度が高いゆえに、講座のカリキュラムの開発および認定を受けた子ども司書の活動支援など、各自検討しないと実施できない事項が多く、自治体には相当な負担がかかっている。開講への戸惑いをほぐして、アドバイスの要請に応え、そして各地の取り組みを研究し共有するために、子ども司書推進プロジェクトが結成された。
 子ども司書推進プロジェクトは元々「子ども司書推進全国協議会」として、2011年に発足した。当時は、制度の普及と強化が主な目的であったが、制度が全国的に広がるにつれて、子ども司書を養成している団体のネットワーク化の需要を満たすためにも、姉妹組織である家読推進プロジェクトとの連携を強化するためにも、組織の性格を「協議会」からより親しみやすく、目標が明確な「プロジェクト」へと移し、2013年12月に現組織に改革した。

活動方針
 子ども司書制度を推進することがプロジェクトの主な活動である。具体的に、子ども司書制度のガイドラインを決め、マニュアル策定委員会とともにマニュアルを作成することや、メンバーの協議と交流を通して講座の質的向上を図ること、年一回の子ども司書研究大会を開催すること、子どもの読書についての研究を促進すること、子ども司書制度の知名度を上げる活動を展開すること、インターネット(うちどく.com)やラジオを通してメンバーの活動内容を集約し公開すること、養成講座の立ち上げを援助すること、家読推進プロジェクトおよびその他の読書推進団体と連携することなど、展開する活動は多岐にわたる。これらの活動はプロジェクト全体として進める場合も、必要に応じて役員の要請で結成されるワーキンググループのよって営まれる場合もある。活動内容は随時、インターネットで公開している。


代表  アンドリュー・デュアー(東海学院大学教授 兼 東海第二幼稚園園長)