① 「みんなでやる」 クラス全員が同じ時間に一斉に行う。全員でやることで、一人では読まない子どもも自然に本に向かうようになる。子どもたちだけではなく、教師と全職員も担任の教室で、あるいはそれぞれの持ち場で決められた時間に実行する。特に担任は教室で率先して本を読む姿を見せることが成功への第一条件になる。「朝の読書」の時間に職員朝会を行う学校の実践は継続と成果に結びつかない。(むしろ崩壊の道を辿ることになる)
② 「毎日やる」 一日10分という短い時間であれば、子どもたちの集中力も続き、また短時間でも継続することで生徒の読む力は確実に伸び、習慣化につながる。週1回・2回の実践では習慣化にならず、成果は求められない。
③ 「好きな本でよい」 読む本は子どもたち自身に選ばせる。自分の意思で選ぶことが興味を抱かせ、読む本を探し出すことも含めて、自然と独自性と主体性を育むことになる。